アストロトレーサー

2017年3月 6日 (月)

2017年3月4日 弓張月と周辺の星々

今日のお月見がダメならと思って作っていた3/4に撮影した写真をまずお届けします。この後に今日の月をお届けします。

3/4の昼間は新宿御苑で青息吐息のお月見をしました。
実はこの日は夜のお月見を楽しみにしていました。
月の周りは賑やかでしたからね。
今回も簡易的な天体追尾撮影が行なえるアストロトレーサーを使用して撮影しました。
でも、家を出る時はなかった雲が・・・
あずは私が狙っていた全体像。
月の左にオリオン座、そして月のちょっと左上におうし座のアルデバランとヒアデス星団、月の右上には一番のお目当てのプレアデス星団(すばる)があるのですが、雲の中でかすかに写っています。
Simgpg2857
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
20秒 F4.0 ±0EV ISO100
アストロトレーサー使用(3月4日 19:16撮影)

なんとこのあと、月の周辺にあった雲が流れてきてオリオン座まですっぽりとかかり、月はボヤーッと見えてるけど星がところどころしか見えない状態に!
おー、なんてこった!
それでも諦めずに待っていると、月の近くから大きな雲がとれたので、まずは月の周辺から撮影。
月の左上、一番明るいのがお薄座のアルデバランで、そのすぐ知覚にV字に並んだヒアデス星団が写り、月の右斜め上に星がいくつもまとまっているところがありますが、これがプレアデス星団(すばる)です。
月は長時間露光で丸く写っていますけど気にしないでください。
薄く雲が光っていて、肉眼で見えるはずのプレアデス星団が見えない状態だったんですよ。
Simgpg2880
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
20秒 F4.5 ±0EV ISO100
アストロレーサー使用(3月4日 19:36撮影)

月とプレアデス星団です。
Simgpg2883
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
30秒 F5.6 ±0EV ISO100
アストロレーサー使用(3月4日 19:39撮影)

そして、プレアデス星団(すばる)にズームインして、トリミング!
Simgpg2891
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
30秒 F6.3 ±0EV ISO100
アストロレーサー使用(3月4日 19:46撮影)

そしてこれ、わかりますか?
カメラの液晶ではわからなかったので、無理かなぁと思ったのと、雲がどんどん広がってきてしまったのでさらにズームして撮らなかったのですが、オリオン座の三星の下の斜めに並んでいる星の部分の真ん中あたりが赤くもや~っと見えますよね。これはオリオン大星雲?
Simgpg2895
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
60秒 F5.6 ±0EV ISO100
アストロレーサー使用(3月4日 19:58撮影)

モヤモヤっとしたところ付近をトリミング。
さすがに星が流れていますけど、赤くもやっとマゼラン大星雲がわかります。
撮れるもんですね。高倍率ズームレンズが欲しくなっちゃいます。
Simgpg2895a

昼間にいろいろ考えて風景を撮るのも楽しいですけど、夜は夜で見えるか見えないかの所にカメラを向けて撮影してみるのも楽しいものですね。

今回は絵本・児童書(童話・児童小説)は、星座の入門書です。

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2017年2月28日 (火)

2017年2月 月齢1.8 火星・金星と三日月、そして天王星

新月から数えて3日目ということで、今日は三日月。
三日月の入はまだまだ早く、19:18。
日の入が17:35なので十分に見られます。
17時過ぎに家に着いてすぐ、カメラと三脚を持って林試の森ではなく、多摩川浅間神社へ急行!
17:50頃に到着して、空を見ると月が見えたので急いで三脚を立て、アストロトレーサーの準備をして撮影開始。
富士山が、雲というよりも暖かいと広がる靄っぽい中から頭だけだしていたので、月と月の上に輝く金星と撮影。
下りの目黒線が通過していきました。
Simgpg1946
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
1/50秒 F4.0 ±0EV ISO1600(2月28日 18:01撮影)
月齢1.8

アストロトレーサーを使って試し撮りを繰り返しているうちにだいぶ暗くなってきたので、アストロトレーサーを使ってじっくりと細い三日月の地球照を撮影。
10秒撮影しても流れていないのがすごい!
Simgpg2009
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
10秒 F6.3 ±0EV ISO100(2月28日 18:17撮影)
アストロトレーサー使用
月齢1.8

アストロトレーサーを使っての狙いは今日も天王星。
まずは金星もいれて火星と天王星の3惑星。
右下の明るい金星、左上のやや明るめの火星、火星の左下に天王星が写っています。
Simgpg2029crop
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
30秒 F6.3 ±0EV ISO100(2月28日 18:44撮影)
アストロトレーサー使用

火星と天王星にズームインして撮影。
トリミングして火星と天王星をわかりやすくしました。
ちょっと赤っぽい火星と、やや青みがかった天王星です。
25日は天王星が上でしたが、火星を追い越して下側に行き、これからどんどん離れていきます。
Simgpg2031
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
30秒 F6.3 ±0EV ISO100(2月28日 18:48撮影)
アストロトレーサー使用

月がどんどん低くなって、地平近くのモヤッとした中に入り始め、次第にぼんやりしてきたので、見えなくなる前に金星と火星も撮影。
天王星もと思ったのですが、さすがにそれまでは無理でした。
Simgpg2039
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
10秒 F5.6 ±0EV ISO100(2月28日 18:52撮影)
アストロトレーサー使用
月齢1.8

肉眼ではもう薄っすらとしか見えなかった月をアストロトレーサーで追いかけて撮影すると、うっすらと月の輪郭が写りました。
時間は偶然にも19時ちょうどでした。
Simgpg2050
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
10秒 F6.3 ±0EV ISO100(2月28日 19:00撮影)
アストロトレーサー使用
月齢1.8

もう一つの狙いのエンケ彗星はよくわかりません。長く撮ると明るすぎて星が識別できないし、短いと暗くて星が写らないので、さすがに都心では無理かも。
明日は月と火星と金星がトライアングルを作ります。天王星もまだまだ火星の下に見えますよ。
明日の夜もお見逃しなく。

今回は、子供向けに星と宇宙の不思議を優しく解説するシリーズの第一冊目の月と地球をお届けします。

やさしくわかる星とうちゅうのふしぎ〈1〉月と地きゅう

渡辺 勝巳 汐文社 2017-01
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2017年1月 2日 (月)

2017年1月1日 火星と海王星の大接近!

2017年の年明けから、月と惑星が接近するイベントがありますが、その影に隠れてとはいいませんが、肉眼では見えないので、いまひとつ注目されていませんでしたが、元日の夜に、惑星の大接近がありました。
それは火星と海王星。地球のお隣の惑星の火星と、一番遠い惑星・海王星が大接近!
どれぐらい近いのかというと、その間隔は0.1度未満。これは、北斗七星の柄に位置する有名な二重星ミザールとアルコルの間隔よりも小さいということなので、ほんとにピタッとくっついているような感じです。
海王星の位置は12/31は火星のちょっと上、元日は大接近、1/2は火星のちょっと下と近づいてきて離れていくんです。
実は大晦日の日にもとりあえず写真を撮影していました。
それがこの写真。まさか海王星が写っているとは思いませんでしたが・・・
Simgpf1734
多摩川浅間神社にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
5秒 F6.3 ±0EV ISO1600(12月31日 18:24撮影)

ステラナビゲーターという天体ソフトを使って、カメラの画角と合うようにシミュレーションすると、海王星の位置が判明。
これがシミュレーションの画像です。
20161231

これをもとに、海王星の位置を確認すると、下の写真のようになります。
まさか海王星が写っているとは!
Simgpf1734a

海王星が写ることはわかりましたが、ズームで長時間撮影すると流れてしまってはっきりしない天体が余計にぼやけてはっきりしなくなったので、ならば、アストロレーサーを使って流れを止めればよりはっきりとする!と、元日の大接近に挑みました。
そして撮影した写真がこちら。前回の写真と同じぐらいの画角に合わせてみました。
前の写真は5秒、こちらは10秒ですが、星が流れてないでしょ。
Simgpf1857crop
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR アストロレーサー使用
10秒 F6.3 ±0EV ISO800(1月1日 17:57撮影)

火星と海王星を書き入れてみると、ほんとに火星のすぐ横に海王星があって、よく見ないとわかりません。
Simgpf1857

火星付近をトリミング。これだけトリミングしても星が流れていないんですよ。アストロレーサーさすが!
Simgpf1857crop2

1/2は少し下の方に離れました。
またまた林試の森で撮影してきました。

今夜は海王星が火星の下の方に離れました。
動きとしては火星は西へ、海王星は南へという動きです。 Simgpf2034
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR アストロレーサー使用
10秒 F6.3 ±0EV ISO800(1月2日 17:43撮影)

太陽系の中で一番遠い惑星の海王星も写るもんですね。ただ、今回は火星というターゲットがあったので、撮影した写真から探し当てられましたけど、なにもない時にはさすがに判別不能でしょうね。
でも、惑星同士の接近は確実に撮れるということがわかりました!
これでまた、楽しみが増えちゃいましたよ。

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2017年1月 1日 (日)

2017年1月 月齢3.1 2017年最初の月と金星・火星

あけましておめでとうございます。
今年も月を中心とした写真を頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

2017年は年明けから月と惑星の接近があるという大サービスの幕開けです。
林試の森で撮影初め!
日没を待って林試の森に行き、三脚をセットしてスタンバイ(実は昨日、がっしりした方の三脚のエレベーターを固定するネジ部分が破損してしまったので、いつも軽いPENTAX Q用に使用していた三脚を使用)。
まずは、暮れ切らない空に浮かぶ、月・金星・火星から撮影開始。本年最初のショットです!
Simgpf1736crop
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
1/2秒 F5.6 ±0EV ISO400(1月1日 17:12撮影)
月齢3.1

今日もはっきりくっきり地球照。
Simgpf1741crop
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
1/2秒 F6.3 ±0EV ISO800(1月1日 17:14撮影)
月齢3.1

このあと、久しぶりにカメラ本体に内蔵した手ぶれ補正機構と連動して簡易的な天体追尾撮影が行なえるアストロトレーサーというGPS制御ユニットを装着して撮影。
でも、使い方があっていなかったのでしばらくは単なるGPSとして動作してただけです。
月と金星と火星です。
Simgpf1747
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
5秒 F6.3 ±0EV ISO200(1月1日 17:20撮影)
月齢3.1

星が流れてしまうのでおかしいなぁと、使い方をあらためて確認し直し、正しい使い方で撮影しようとしたら、月と金星の間に向かって飛行機が接近してきたので、急いで合わせて月と金星の間を通過する飛行機を撮影。
飛行機が規則正しく点滅しているのがわかります。
Simgpf1753
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR アストロレーサー使用
10秒 F6.3 ±0EV ISO200(1月1日 17:24撮影)
月齢3.1

暗くなった空に浮かぶ、月、金星、火星、その左にみなみのうお座のフォーマルハウトが位置して、三角形を作っていました。
Simgpf1833
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
5秒 F6.3 ±0EV ISO800(1月1日 17:46撮影)
月齢3.1

今日、アストロレーサーを使った目的は別にありました。
でも、これはまた別の記事にします。
年初から気持ちよく撮影ができました。
今年の月運は恵まれているかも! 金運ならもっといいけど。
というわけで今年もよろしくお願いいたします。

今年は絵本だけでなく、月の出て来る本や詩なども紹介してみようかななんて思っております。が、今週はお休みします。

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2016年1月21日 (木)

2016年1月 月齢10.4 冬のダイヤモンドと月

週末にニューアイテムの本格投入を予定していたのですが、なんとまた雪が降るかも知れないとのことで、予定を早め、夕食後に林試の森へ突撃!
今夜は月がアルデバランの左側に接近。アルデバランの左側ということは、標準レンズで撮影するにはちょっとむずかしい冬のダイヤモンドの中に位置しているということ。
横位置で撮影したかったので、月を大きく撮るよりも先に撮影。
まずは写真だけをクリックしてご覧ください。
Simgpb0366
林試の森にて PENTAX K-S2+smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF]
アストロレーサー使用
10秒 F4.0 ±0EV ISO200(1月20日 20:54撮影)
月齢10.4

実はこの写真、標準ズームレンズではなく、NEWアイテムGPSユニットの『アストロレーサー』、レンズは『smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF]』を使用して撮影したものです。
『アストロレーサー』はPENTAXのGPSユニットなのですが、GPS情報から取得した緯度で天体の動きを算出し、内蔵している磁気センサーおよび加速度センサーから得られたカメラの状態(左右および上下の傾きと方位)によって、手ぶれ補正機構を利用してイメージセンサーを天体の動きに同調して移動させることで、長時間露光しても星が流れることなく、点像のままで撮影することができるんです。使用するレンズによって、追尾できる時間が変わるのですが、概ね数分は連続追尾が可能なんです。
何度か練習で使用していたのですが、いつも雲が増えてきて、効果が確認できずにいたのですが、今回、ついに本格投入!
20時過ぎから撮影を開始したのに、こんなに晴れた日ははじめてなので、設定をいじくり、明るすぎたり暗かったりを調整し、なんとかまともに撮れたのが、21時前。
下の写真は10秒間露光したものです。月がまぶしすぎましたが、星は流れていないのがわかると思います。

この写真を明るめに調節し、星の名前を追加し、線で結んで、冬の大三角と冬のダイヤモンドを図示しました。
Simgpb0366a
林試の森にて PENTAX K-S2+smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF]
アストロレーサー使用
10秒 F4.0 ±0EV ISO200(1月20日 20:54撮影)
月齢10.4

なんと、電池が切れてしまったので、交換ついでにレンズをズームレンズに変えて、月だけを撮影しました。時間は期せずして21時ちょうどでした。
この時、アストロレーサーは使用していなかったのですが、使ってみたら写りがもっとはっきりしてたのかなぁ?
Simgpb0370
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
1/250秒 F6.3 ±0EV ISO200(1月20日 21:00撮影)
月齢10.4

今夜大接近のアルデバランと月です。右下に写っているのですが暗くて申し訳ありません。
Simgpb0376
林試の森にて PENTAX K-S2+TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3XR
1/10秒 F6.3 ±0EV ISO800(1月20日 21:01撮影)
月齢10.4

この後は、北天グルグル写真にチャレンジ!はたしてその結果は?
思ったよりも冷えたし、設定に戸惑い、間違えたりして撮影し、家に戻ったのが23時。
近日中に画像処理しますので、もう少々お待ちください。

広角レンズとGPSユニットで天体観測に心強い味方が出来ました。これからまだまだ寒い冬の澄んだ空を楽しみますよ。

今回は絵本・児童書(童話・児童小説)も、月夜のナンセンス絵本です。

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